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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/05/21 

Vol.16  「朝の寺子屋」

執筆 足助病院職員

事務管理室長 大橋弘正

モーニングセミナで、「イベントに参加して健康寿命を延ばそう」~死亡診断書の紹介を行いました。
丁度この頃に、厚生労働省(H29年12月)より、都道府県別平均寿命(平成27年)が発表され、全国平均で男性80.77歳、女性87.01歳。
昭和40年から比較すると男性は約12歳延び、女性は約13歳延びています。
平均寿命と健康寿命の差は男性で9.02年、女性で12.4年。
平均寿命と健康寿命の差を埋めるのが急務と言われていました。
死亡原因の上位を占めるのは、悪性新生物、心疾患、脳疾患、肺炎など生活習慣が深く関与する生活習慣病です。
生活習慣病を予防するには、運動、食生活、禁煙などの生活習慣の見直し改善が重要だと言われています。
その後、足助病院の死亡診断書の平均年齢、死亡原因等を紹介しました。
平成27年の男性の平均年齢は85.9歳、女性は87.6歳と全国平均より長いです。
平成28年は男性86.6歳、女性87.9歳とまた延びています。死亡原因では老衰25%、呼吸疾患23%、悪性新生物16%、心疾患16%でした。
老衰という事は、大往生で、それが25%ともあるという事は、足助病院の診療圏の方々は長寿で、元気な方が多いと言う事だと思います。まだまだ、先は長いです。
足助村塾、朝の寺子屋、ロコモ予防教室、脳いきいき倶楽部、歌謡教室等楽しい笑顔があふれるコミュニティーの場が足助病院にはありますので、これからも、多数参加して頂き、健康寿命を延ばしましょう。
もっと、もっと人生を楽しみましょう。
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