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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/11/09 

Vol.161  「授業参観」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

先日、長女の小学校の授業参観に行ってきました。コロナ禍であったため、長女にとっては初めての授業参観でした。
通常の授業をそっと見守る・・ような形式ではなく、学習発表会のような感じでした。
コロナ対策で、クラス内で何組かに分かれ、保護者の参観は自分の子供のグループのみとなっていました。
発表内容は「おもちゃの作り方と遊び方」でした。
牛乳パックなどの身近にある材料を使っておもちゃを作り、その作り方と遊び方をプレゼンするのです。
小学校2年生ながら、早くもプレゼン能力が問われる時代になりました。
事前に作った原稿を読むだけでは成立しません。
おもちゃのどのパーツの説明なのか、遊び方でもどの部分をどうすればよいのか、オーディエンスに分かるように、見えるように説明しなくてはなりません。
しかし、児童たちはこの日のために何度も練習したのでしょう。
緊張した面持ちながらも丁寧にハキハキと発表していて、とても清々しい気持ちになりました。
我が家の長女は牛乳パックで船を作っていました。どうやって実践するのだろうと見ていたら、担任の先生が水のたっぷり入ったたらいを引きずってきてくれたので、親としては大変申し訳ない気持ちになりました。
そして予想通り?に船は沈没しました・・・。
しかし、子供ながらに一生懸命考えた工作です。私に似て不器用な長女にしてはよく頑張りました。
それにしても令和の小学2年生の表現力には驚かされた授業参観でした。
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