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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/02/01 

Vol.172  「Switch」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

コロナによる自粛生活が長引いていることと、子供たちも大きくなってきたということもあり、とうとう我が家にも「ニンテンドースイッチ」というTVゲームを導入することとなりました。
私は元来「ゲーマー」に近い立ち位置でかなりゲームをやっていたので、とても楽しみにしていました。
ソフトは老若男女問わず楽しめるゲームを揃えました。(私が提案した「プロ野球スピリッツ」はもちろん却下されました)
本日はその中から2つほどご紹介します。

一つ目は「リングフィットアドベンチャー」です。
硬化ゴム製と思われるリングにコントローラーをはめ込み、もう一つのコントローラーを膝に巻いて楽しむゲームです。
これが中々ハードな内容で、ゲームをしながらトレーニングを行うものです。
2,3ゲームやるだけで息が上がります。種類も豊富でまだすべてのトレーニングを体験できていません。
これは健康状態に応じてかなりロコモ予防になるのでは?と思いました。
当院職員の福利厚生にも有効かと思います。経理処理はさておき(!)、真剣に院長に提案してみようかと思います。
二つ目は「やわらかあたま塾」です。
タイトルから想像できる通り、様々なジャンルから脳を使わされるクイズが出題されます。
このゲームの良いところは対戦型においても、それぞれ難易度が選べるので家族一緒に楽しむことができます。いわゆるハンデ戦ですね。
出題内容も論理的思考力や空間認識能力などが養われ、教育にとても良い内容かと思います。

このやわらかあたま塾をプレイしたときのことです。
二女は年中さんなので「幼児クラス」という最も低い難易度で挑戦していますが、最も斤量…ではなくハンデを背負っている私と同様、なかなか勝つことができません。
さてそろそろ寝る時間ですよと片付けようとしたそのとき・・・
みるみるうち目に涙が浮かんできて、ついにはうわーんと泣き出してしまいました。
よっぽど悔しかったのでしょう。事前に両親より「喧嘩したり、泣いたりしたらおしまいね」と言われていたので我慢していたようです。
この負けず嫌いな性分、私にそっくりです。さすが親子だなぁと思いつつ、私も思い出しました。
あれは35年ほど前でしょうか、当時「ファミリーコンピュータ」全盛期のころ、野球ゲームで私が操るジャイアンツが兄の操るドラゴンズにどうしても勝てず、号泣して母親に叱られたことです・・。
こんなところで、自分の娘に過去の自分を思い起こさせてもらいました。
もちろん私は二女を叱ることなく、「勝ちたかったら練習しよう」とアドバイスしておきました。
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