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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/03/01 

Vol.176  「現金と預金」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

お!企画課長が珍しく仕事の話をコラムにするぞ!と思った方、残念です。(そんな方はいらっしゃらないとは思いますが・・・)
今日は私の老化現象にまつわる話です。

表題の「現金と預金」ですが何の話かと言いますと、企画課長は経理部門の課長でもありますので、私のルーティン業務の一つに現預金の出納管理があります。
とは言っても実際に管理してくれているのはスタッフたちなので、私はチェックする方になります。
特に現金は毎日〆るので、「現金出納帳」と呼ばれる重要書類が毎日発生して決裁印を押しています。
同様に預金についても、通帳の入出金を仕訳に起こす作業があります。
それに伴い「預金出納帳」と呼ばれるこれまた重要書類が発生して決裁印を押しています。
そんな大切な両帳票ですが、決裁印を押した後に私が所定のファイルへ格納しています。
しかし最近、この二つの帳票を間違って格納してしまうことが増えてきました。
年明けくらいから発熱患者さんが増えてきており、業務量も着実に増えていく中でついつい急いでしまうのです。
しかもこのファイル、2つ並んでいる上に「現」と「預」の1字しか違わないので、間違えます。
いや違います、間違えるのではなく、「見えていない」のです。
ちょうど足助病院に赴任した40歳くらいから「小さな字がぼやける」「ナイターの時ボールが見えない」などの老眼現象が現れ始めました。
それ以来、眼鏡を替えてやり過ごしていますが、仕事上スマホやタブレットを使いまくるので、さらに進行してきた気がします。
それにしても、書棚に入っているファイル背表紙まで読み間違える・・いや見えなくなるとはいささかショックでもありました。

経理の世界では「現金」と「預金」は同じ流動資産でもその性質は全く異なります・・・などと専門家ぶって話をそらそうかと試みましたが、「老眼トーク」から「焦点」は外れませんでしたね・・。

遠くから見ると間違えますよね→→→→
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