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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/06/28 

Vol.195  「猫を飼う」

執筆 足助病院職員

匿名希望職員

我が家には4匹の猫がいます。
4匹も飼っているから凄い猫好きかというとそうでもありません。
子供の頃に犬を飼っていて犬は好きでした。
一方猫はというと、猫のいる家のソファーや壁紙は爪で引っ掻かれてボロボロ。遊びに行くと必ず服につく猫の毛。飼っていた鳥への襲撃。
最近はあまり見なくなりましたが、車にひかれて傷ついた猫。小学校の集合場所に段ボールに入れられた瘦せ細って目ヤニのついた汚い捨て猫など、猫のイメージは決して良いものではありませんでした。
ペットを飼うなら断然猫より犬だというこだわりがあったので猫を飼うなんて想像もしていませんでした。
そんな我が家には4匹も猫がいます。
ではなぜ4匹も飼っているかというと、
妻は実家でずっと猫を飼っていたので結婚当初から猫を飼いたいと言っていましたが、自分のこだわりがあったので長い間断っていました。
しかし、子供も猫が欲しいと言い出してしまったので、愈々家族会議が開かれました。
その結果、一度鞍ヶ池の動物保護センターの保護猫の譲渡会に見学に行くことになり、そこで見た子猫がまあ可愛くて、今までこだわってきたものが一気に崩れ落ちそのまま1匹飼うことになりました。
しばらくして1匹だけだと可哀そうという声が上がり、再び家族会議が開かれ、2匹目を飼うことになりました。
それからしばらくしたある日、仕事から家に帰ると妻がどこからともなく2匹もらってきたようでその日から4匹になりました。
躾の甲斐もあり家具や壁紙は無事ですが、猫の毛はどうしても無くならないのでコロコロは必需品です。
こだわりというのは、・些細な点にまで気を配る。・故障を言い立てる。なんくせをつける。という意味があるそうです。
自分一人でやる趣味や仕事の場面でこだわりを持つことは大切です。
それ以外のことで余計なこだわりは持たない方が何事も円満に過ごせるのではないかと思う今日この頃です。
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