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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/09/06 

Vol.205  「Walking?Thinking?その3」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

このシリーズも第3回を迎えました。
※過去2回はこちらをご覧ください。→その1 その2
 
昨日、お休みをいただいて交通安全に寄与すべく、子供たちの登校を見守ってきました。
今回は通学団とともに登校ではなく、決められた交差点での旗当番です。
保育園送迎の都合上、二女も一緒になります。
次から次へと横断していく児童たちを左折してくる自動車から守らねばなりません。
ちょろちょろする二女をたしなめながら、横断する児童と、左折待ちする車両と、今にも点滅しそうな青信号のすべてに注意を払うことは至難の業です。
もちろん児童の安全が最優先ですが、交通の邪魔になってもいけませんので、信号が変わったり、児童が渡り終えたりしたら、速やかに道路を空けなければなりません。
そうこうするうちに、あっという間にミッションは完了してしまいました。

これまでですと、ここからの帰路で色々と考え事をするのですが、今回は落ち着きのない二女が道路に飛び出したりしないかとそわそわしながらの帰宅です。
マイペースでスキップする二女がふと足を止めて、

「パパ、見て見て!ヨモギだよ!」
と、とある植物を指さして言います。私は正直、それがヨモギなのかどうか分かりませんでしたので、
「それ、ヨモギなんだ?」
「そうだよ、ヨモギは食べ物にもなるし絆創膏にもなるんだよ!」
「へ~!それは知らなかったよ、すごいね、物知りだね~」
「でへへ、保育園の先生が言ってたよ!」
などと言う会話を繰り広げつつ、私はかなり焦りました。
確かに言われてみれば、ヨモギには様々な効果があることは漠然と記憶にありましたが、まさか二女に知識を教わるとは思いませんでした。

己の無知は自覚しているつもりでしたが、二女も色々な知識を身に着けるようになってきたなぁと感慨深く・・・している場合ではありませんね。
私ももっと謙虚にならなくてはと思うWalkingでした。
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