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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/09/20 

Vol.207  「盛者必衰の理」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

「じょうしゃひっすいのことわり」、平家物語の冒頭部分ですね。
今年の大河ドラマは2代執権北条義時を主人公とした物語であり、ドラマ序盤は平家滅亡のシナリオも描かれています。
私も毎週楽しみに観させていただいております。

今日のコラムはそんな文化的なお話しではなく、自分の衰えを嘆くネガティブな内容です。
最近、運転技術の衰えが顕著となってきました。
自動車の運転は年齢を重ねれば重ねるほど、「慢心」が強くなるというレポートもありますが、まさに自分がそうではないかとハッとすることが多くなってきました。
一層、時間にゆとりを持って行動しなくてはならないですね。
以前より、野球ネタでちょいちょい申しておりますが、「動体視力」の衰えも顕著です。
特にナイターでは、ほぼほぼ勘でスイングしています。そりゃ当たらんですね。

野球や運転に限らず、肉体的な衰えを経験でカバーできる技術もまだ備わっていない時期は、このようなジレンマに苛まれることが多いです。
やはり謙虚に過ごすのが一番なのでしょうかと、頭では理解していても、根拠のないプライドが邪魔してそれすらもできない・・。
皆様年齢的なところはともかく、そのような時期を過ごされたことはありませんか?
私はまさに今、そんな時期です。トラブルが増えそうで怖いです。
盛者必衰の理を本当に意味で理解して、流れに逆らわないようにしたいと思う今日この頃です。
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