足助病院コラム

薬剤部長　成瀨国男

以前、キャッシュレス決済についてコラムを書いたことがあります（Vol.162）。
その中で携帯会社の大規模な通信障害による影響が心配なことに触れましたが、現在もコンビニエンスストアではスマートフォンを利用したキャッシュレス決済を多用しています。

そのような中、新型コロナウイルス流行 第7波の直前にある出来事がおきました。
市内のイベントに参加予定の日に自身の契約している携帯会社の大規模通信障害が発生したのです。

この時は事前に情報を得たうえで外出しましたのでスマートフォンを利用したキャッシュレス決済を利用できないことは承知していましたが、他にどのような影響がでるのか不安を抱えたままでの外出となりました。
結果的にスマートフォンの通信は不安定で、知人との連絡はほぼ取れず、時計としての役割しか果たしていない状況でした。
チケットは事前に印刷していたので特に問題はなかったのですが帰宅後、電子チケット表示に影響が出たイベント会場があったことをニュースで知りました。

最近は携帯会社の通信障害、銀行のシステム障害もよく耳にします。
災害時への備え等も考えるとキャッシュレス決済に頼りすぎず、キャッシュも併用したほうが良いのではと思うようになりました。