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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/11/15 

Vol.215  「私もお米の話」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

早川先生がコラムでお米の話をされているので、私も真似してみました。
とは言っても、今日のコラムは当院の若手管理栄養士からの受け売りです。
彼いわく、(管理栄養士の世界では知られているのかもしれませんが)
「1日の摂取カロリーの約半分はお米でとると体にいいですよ」
だそうです。
最初は「この人本当に管理栄養士なのかな?」などとかなり失礼なことを心の中で思っていましたが、論文をたくさん発表していて表彰もたくさん受けている方なので、信用してみました。
以前より公言していますが、私は現在絶賛減量中です。
生涯で2回ほどダイエットに成功していますが、2回とも豪快にリバウンドを決めています。
このせいで、いわゆるホメオスタシスと言うやっかいな本能が私の減量の邪魔をしています。
そこで、今回は「マクロバランス」なる糖分・脂質・タンパク質のバランスを重視した食事法と筋トレで減量に励む毎日です。
スマホのアプリで管理しているのですが、このマクロバランスを保つのが本当に難しいのです。
特に脂質の過剰摂取が大敵なので、脂質を意識して制限するのですが、そうするとタンパクも糖分も不足します。
タンパクだけなら鶏むね肉とプロテインで補充できます。他の肉だと脂質も摂取してしまいますのでNGです。
そうすると糖分だけというのもなかなか難しいのですが、ここで登場するのが白米です。
白米の素晴らしいところは脂質がなく、砂糖を舐めるより健康的で何よりお腹が膨れるので食事制限している身としては大変ありがたい存在です。
そして、鶏肉とプロテインでタンパク質を補充しつつ、好きなおかずを一品食べると脂質はあっという間に1日の上限に達します。あと足りないのは糖分なのですが、ここでご飯をお茶碗大盛1杯食べると、ちょうど1日の摂取カロリーの約半分になるのです!
すごい!彼の言っていることは事実なのです。
ちなみに私の1日の上限カロリーは1990kcalで、タンパク147.0g、脂質55.0g、糖質226.0gです。
これでは減量効果が薄いので、おおよそ1500~1600kcal程度になるように調整しています。
お昼におにぎり1個、夜にお茶碗大盛1杯から軽く2杯程度の白米を食べると程よい感じになります。
お米の話なのかダイエットの話か分からなくなりましたが、「1日の摂取カロリーの約半分を白米で取る」ことはとても理にかなっていることが身をもって証明されました。
皆さんも是非試してみてください!
急激な糖質制限はホメオスタシスがやってきてダイエットの邪魔をします。是非筋トレとタンパク質もしっかり導入してくださいね。
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