企画室長兼事務管理室長 日比敦郎
先日、院長よりとても印象に残るお手紙を見せていただいたのでご紹介させていただきます。
匿名の方からでしたが、先日足助交流館で開催された映画「光る校庭」の特別上映会に関するお礼のお手紙でした。
お手紙の詳しい内容は割愛させていただきますが、文末の一言が大変印象深かったです。
「最後に・・・院長先生に『老衰』の死亡診断書を書いていただくためにこれからも精進してまいります。」
足助病院の理念のひとつに「終の住処を守る」ことが挙げられています。終の住処は人によって異なると思いますが、このお手紙をくださった方のこの思いに応えるために当院は事業展開しているのです。
改めて、当院の使命というものを肌で感じ取った瞬間でした。
そして、老衰で亡くなるということは力いっぱい健康寿命を全うして旅立たれるということだとも思います。
当院は送り出すだけでなく、健康寿命をいかに延伸するかも追求しています。
私は事務員ですが、そのお手伝いを全力でしていきたいと思います。
当院で撮影された映画イベントでしたが、地域住民の方のお声を聴ける大変貴重な機会をいただき、身の引き締まる思いでした。
お手紙をくださった方にこの場をお借りして感謝の意を表したいと思います。