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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/07/04 

Vol.248 「天職?」

執筆 足助病院職員

経理係長

病院で働く職業として医師や看護師、最近では薬剤師や放射線技師はドラマ化されるなど、注目を浴びています。
このコラムを書く私は、事務。
「事務さん」と呼ばれるお仕事は、病院の何でも屋さんだったりします。

私はこの仕事を高校2年生の時から目指していました。
本当は看護師に憧れていたのですが、理系科目が苦手だったこと、当時の担任の先生に
「おまえはおっとりしているから向かない・・・」
と言われたことで諦めてしまいました。
偶然目に留まった、“医療事務は病院の顔”。
その言葉に惹かれ、在学中になるべく多くの資格取得ができる医療系短大への進学を決めました。

(長くなってしまうので、その後は省略・・・)

紆余曲折あり、中途採用として地元の足助病院で働くこととなりましたが、
外来・入院患者さんの受付や会計を担う医事課の仕事を経て、現在は経理係長の役職を担っています。
正直なところ、直接患者さんと接する機会がなくなり、おそらく高校2年生の私が思い描いていた、将来の夢とは少々違った方向へ進んでしまったような気がしています。

ある上司に「経理は病院全体を見ることができるから面白いよ」と言われたことがあります。
いまはその意味がよく分かります。
患者さんはもちろん、多くの職員が見ているのは表の顔。
でも裏ではさまざまな職員の努力によって支えられていることもこの仕事をして初めて知りました。

経理は裏方・・・と思われる方が多いと思いますが、
足助病院では広報も経理業務の一環として行われます。
先日は映画「光る校庭」の特別上映会にもスタッフして参加しましたし、今年は病院祭など
ビックイベントも企画しています。

広報業務を担う私の重要任務は足助ブランディングプロジェクトとして、足助病院の存在、良さを知っていただく活動に尽力していくことです。SNSをはじめ、病院の情報をこれからも発信していきます!

いつかは“病院の顔”となって、「これが私の天職」と胸を張って言える日が来ることを願っています。
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