臨床検査技術第2係長 内藤 淳
平戸橋を渡り、矢作川を左手に見ながら足助に向かいます。
外環状線との交差点を過ぎてしばらく進むと、川と道路を空中で横切る大きな赤いアーチの橋脚が現れます。
朝の通勤途中、運転中でもあるのでゆっくり眺めることはなく、毎朝ちらりと見る程度。
左を流れる矢作川の向こう岸は緑の森で、赤く塗装された巨大な鉄の橋脚は自然の緑に突き刺さり、森から生えているようです。
真下から見上げる緑と赤には迫力があります。
風のない日は川の水面が鏡となり、森を映します。
季節や、雲や、朝の光線の加減で、緑と赤と川の色は毎日変化します。
美しく迫力ある景色に出会える数秒間が朝の楽しみです。