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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/08/01 

Vol.252 「LPレコード」

執筆 足助病院職員

企画室長兼事務管理室長 日比敦郎

先日家族旅行へ行ったときに宿泊した旅館にレコードプレーヤーが置いてありました。
大変素敵な宿泊施設で、日ごろの疲れを癒すことができました。
私が幼少のころ自宅にレコードプレーヤーがありましたが、触らせてもらえなかった記憶があります。
小学校に入学する頃にはいわゆるCDコンポという大がかりな装置がリビングに鎮座していました。
数枚のJAZZと思われるレコードも飾ってあったので、説明書を見ながら恐る恐る針をレコードに載せてみました。
なんとも言えない温かみのある素敵なJAZZが室内に響き渡り、とても豊かな気持ちになりました。
ちょうど家族が風呂に行っており部屋に一人だったので、なおさら音を堪能できました。
思えばLPレコードのサウンドをここまでじっくり聴いたのは生まれて初めての経験です。
幼少の頃の記憶もわずかにありますが、デジタルに慣れた現在においてこのアナログの温かみはとても新鮮に感じました。
LPレコードは昔のアーティストしか聴けないのかな~なんて調べてみたら、最近のミュージシャンはLPレコード盤でも新曲を出しているのですね!
やはり一定数のレコードサウンドファンはいるのですね。

という話を先日早川名誉院長とお話ししていたら、「そうか~!日比君はLPレコード知らないんだね~」と早川先生がお持ちの針や土台の知識を色々と教えてくださいました。※早川先生もミュージシャンです。

先生のお話を伺っていると段々とレコードプレーヤーやレコードを揃えたい衝動にかられたので、
「これは沼にはまりそうですね~」と申すと、

「私は釣りの沼にはまっています」

というオチを先生からいただいたところで、今日のコラムを〆させていただきます。
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