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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/09/05 

Vol.256 「事務当直室にて」

執筆 足助病院職員

企画室長兼事務管理室長 日比敦郎

私たち事務員も交代で当直が回ってきます。当直入りの日は17時が近付くと、事務当直室(患者さんから見ると時間外受付ですね)に急ぎ、受付応対の準備に入ります。
17時になったからと言って直ちに電話が鳴り響いたり、患者さんが押し寄せたりするわけではありません。(もちろんそういう日もあります。)
事務当直室には、諸々の申し送りやコミュニケーションのために、業務を終えた様々な職種の職員がやってきます。今日はそんな事務当直室でのやり取り(全て実話)をご紹介します。

「日比さん、明日は採血の発券機遅れずに出してよ!」
「は~い」
直明け事務員の仕事ですが、最近新たに加わった業務なのでつい忘れがちに・・・って私はちゃんとやってますよ!

「んも~日比さん!またジャイアンツ負けたね!」
「ん?昨日はジャイアンツ勝ったじゃないですか?しかもルーズベルトゲーム」
「あれ?そうだったかしらね?んも~最近負けてばっかなので、イライラしてバスケットボール見ちゃった!」
「すごいね!バスケット見るんだ?」
「うん!ルールがイマイチ分からないけどね!」
「・・・」
上記はHさんとの会話です。彼女はきっとラグビーW杯も見ることになるでしょう。

「日比さん今夜のおかずは何ですか?」
「鮭のムニエルだよ~、僕は当直だから食べられないけどね!」
「毎朝何時に起きて作ってるんですか?」
「4時半起床だよ!」
「え~!すごいですね!よっぽど奥様に後ろめたいことがあるんですよね!」
「・・・」
という強烈なイジりを受けたり・・

「日比さん、職員旅行の件ですけど・・」
「あ!今日は日比さんが当直なのですね!ちょうど良かったです。後でパワポを・・」
「電子カルテの調子が・・」
「○○さんの件で・・日比さんにご相談が・・」
「病院祭の件で○○さんからお電話ありましたよ!」

事務当直室も職員コミュニケーションの大切な場だったりするのです。
・・・本業の患者さん対応もちゃんとやっていますのでご安心ください!
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