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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/09/19 

Vol.258 「事務のプロですから」

執筆 足助病院職員

企画室長兼事務管理室長 日比敦郎

今日は院長のマネをして自慢話です(!)。
実は私、娘たちが通っている学童保育所の父母会会長を今年度務めております。
これが中々の重労働・・・というと語弊がありそうですね・・・時間的制約が大きくてそれなりに負担です。
そんな学童保育所の大きなイベントのひとつに夏休みのキャンプがあります。大人子供合わせて140名の大所帯です。食材だけでもとんでもない量になります。

実はこのキャンプ、8月に開催予定が大雨のため延期になってしまいました。
しかも長久手市は晴れているので油断していたら、キャンプ地の三重県菰野町は土砂災害警戒レベルⅣが発出されていたので慌てて当日キャンセルとなってしまったのです。
防災士としては、この延期は英断だったと自画自賛(ていうか当たり前ですよね)していますが、キャンセルできないこの食材をどうしたものかと悩んでしまいました。

そこで降りてきました!(今日はなぜか院長のお顔がちらつきます)
失礼ながら、どうせ保護者もキャンプドタキャンでヒマしてるだろうからみんなで石原軍団よろしく炊き出しでカレーを作って、みんなに配給しようではないかと思いつきました。
2日目用のBBQの食材も、翌日に学童の駐車場でBBQを敢行して、材料費だけは回収することができました!

そして、昨日までその延期されたキャンプに行っておりました。山は季節の進みが早く、時折豪雨、時折涼しげな風が吹き抜けるような天気でした。
私は会長としてキャンプファイヤーでPAをやり、スタンツとしてギター弾き語りを敢行しました。(そうです、あいみょんです!)
子供たちが寝静まった後の二次会では、焼き鳥を焼きまくって振舞いました。
そんな中、一人のパパさんに「日比さんって・・普段の父母会の進行とあの企画力と実行力に加えて、音響機材揃えてギター弾いて、料理って・・そういえばパパ会出し物のダンスの動画と音源って、日比さんが編集したのですよね!・・・万能ですね!」とお褒めの言葉をいただきました。
お酒の席でのヨイショだと思いますが、やっぱり褒められるのは嬉しいですね!
つい調子に乗って「事務のプロですから・・・何でもやらないといけないんですよ・・」と言ってしまいました。

言ってから自分でハッとしました。あ~まだまだダメだなと・・。
プロなら、頑張ってやってはいけないですね、当たり前のように自然にやらないといけません。
足助病院に赴任して、様々なスキルが身に付きました。育ててもらっていることに感謝し、新たなスキルも身につけないといけませんが、身につけたスキルをさらに磨いて、当たり前のようにこなす努力も必要なんだな~と思う、大自然の中での夜でした。
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