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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/09/26 

Vol.259 「授業参観にて」

執筆 足助病院職員

企画室長兼事務管理室長 日比敦郎

先日、娘たちの授業参観に行ってきました。
今年から二女も小学生なので、授業参観もダブルヘッダーです。
前半戦は1年生の二女の授業です。音楽の授業でした。
この小学校は新設校のため、設備もしっかり整っており、巨大な天吊りモニターが各教室にぶら下がっており、もちろんPCも繋がっていました。
(今はどこの小学校も当たり前なのでしょうか・・)
従って音楽の再生もスムーズですね。色々な曲を次から次へと流していきます。
カセットテープを巻き戻したりする時間がないので、無駄がないですね。
1年生なので、親が観に来てそわそわする児童もたくさんいましたが、うちの二女は父親の存在に気づきつつも知らないふりをしているような感じでした。
家ではムチャクチャな二女ですが、授業中は至って普通でした。

後半戦は4年生の長女です。算数の授業でした。
私が小学生の頃はいわゆる「OHP(オーバーヘッドプロジェクタ)」で先生がフィルムをとっかえひっかえ見せてくれていましたが、今は便利ですね。
黒板をホログラムみたいにして、PCの画面ではなく、ホログラム側に字が書けるソフトがあるのです。
授業内容より、教育現場のIT化に感銘しておりました。
長女の担任の先生は、なかなかサバサバした口調で淡々と授業を進められる方でした。
そんな中、「算数というのは問題文にない数字を勝手に使ってはいけないのだよ。使いたいときは計算式で表すか、日本語で説明しないといけないよ」
超文系の私にとっては衝撃のアドバイスでした。この言葉を小学生のころから知っていれば、私ももう少し数学が得意になっていたかもしれません。(言い訳)
長女は算数が得意なのか、積極的に発言していて優等生(っぽく)していたので親としては一安心です。
様々なIT機器を駆使して授業をされている先生方に感銘&感謝しつつ、医療の現場にも活かせる部分が随所に見られた授業参観でした。
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