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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/11/21 

Vol.267 「猛省」

執筆 足助病院職員

医事課長 安藤理恵

軽く考えていたことが原因で、自分自身の時間のみならず、他部署に迷惑をかける事態に発展してしまった。
軽く考えていたこととは【整理整頓】である。私が他事業所から足助病院の医事課に異動して1年が経った。異動当時に目についたのは【整理整頓】がされていないということだ。書類が所定ファイルに綴られずに、束になって放置されていた。
異動してから1~2ヶ月は「誰が綴るのか」「いつ綴るのか」「早く綴りなさい」と注意していたが、慣れとは恐ろしいものだ…
だんだんと目に入っても気にならなくなってしまった。むしろ目にも入らなくなっていた。

そして1年後、事件が起こってしまった。医事課から起案した院長への稟議書が戻ってきていないので、総務課に問い合わせたが、総務課には残っていないとのことであった。
すでに想像がつくと思うが、放置された書類の束の中に紛れていたのだ。「放置された書類は3ヶ月以上前のものだし、書類文書のタイトルも違うし、ここには絶対に無い」としていた書類の束の中にあったのだ。しかし、医事課には戻ってきていないと思い込み、医事課以外の部署にあるのではないか?と、探し回っていた。
約半日かけて探しまわり、疲れ果て、今後も継続して探すということにして一旦終了したが、その間、医事課だけでなく総務課の業務を滞らせてしまい、迷惑をかけてしまった。大変申し訳ございませんでした。
「絶対は絶対にない」は織田信長の名言として語られており、私の大好きな言葉で、常にそうであると意識している。それなのに引き起こしてしまった事態に猛省。また、【整理整頓】はいつでもできるから後回しではなく、【整理整頓】は毎日の習慣とするように意識改革をしていく。

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