訪問看護ステーション係長 山田 貴恵
こんにちは、今回は私たち看護係長会の活動についてお伝えしようと思います。
去年から看護係長会の活動の一環で「地域への情報発信」と題して、地域の小学校で講義をさせていただいています。
令和4年度は、「職業紹介」「応急手当てクイズ」を8校に伺い講義しました。
令和5年度は、「スマートフォンが目に与える影響」「インフルエンザに関するクイズ」をテーマで、11月時点で5校が終了し、残すところあと3校となりました。
去年から、手探りで始めたこの活動ですが私たちが生徒さん達に知って欲しいと思う内容をまとめて「職業紹介」「応急手当てクイズ」を講義しました。
生徒さんたちの反応も良く、私自身も楽しいと思える活動で、一緒に講義した係長たちとも「来年もやれるといいね」と話をしていました。
そんな時に、小学校のK先生から「せっかくいい講義なので、カリキュラムに沿ってやってもらえませんか?」と言われました。
私は、「カリキュラム?」ということで、今年は小学校のカリキュラムを知ることからはじめ、K先生に相談しカリキュラムを教えて頂き、「ガンの予防」「目の健康を守ろう」「たばこの煙の主な成分」などの予防についてのカリキュラムを確認しました。
「どの項目を?」「どの視点で?」「何を伝えればいいのか?」と悩みながら、自分の子供たちの生活を振り返り、他の係長たちと相談しながら、「目の健康」に焦点を当てることにしました。
最近の子供さんたちは、学校でタブレットを1人1台支給され、家でもスマートフォンを使っていることもあるため、テーマを「スマートホンフォンが目に与える影響」としました。
また、今年は暖かい日が続いていてもインフルエンザが流行っていたこともあり「インフルエンザに関するクイズ」も講義する事にしました。
講義では、生徒さんたちの反応も良く、教室が笑顔であふれて私達もやりがいを感じています。
先生方からも「来年もやってください。」「この講演なら中学校でも小学校でもどこでやっても大丈夫ですよ」と好評を頂いてとても嬉しく思います。
この活動を通して、地域の方々に足助病院の事をもっと知っていただき、より身近に感じていただけるように今後も続けていきたいと思っています。
生徒さんたちや小学校の先生に許可を得て写真を撮らせて頂きました。講義の様子をご覧下さい。