MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/01/09 

Vol.273 「日常のありがたみ」

執筆 足助病院職員

企画室長兼事務管理室長 日比敦郎

令和6年最初のコラムです。
いつもは年頭挨拶と今年も目標や抱負などをコラムに書かせていただくのですが、今回はいつものようにいきませんでした。
昨年末に我が家の給湯器と洗濯機が故障しました。
洗濯機に関しては乾燥の調子が少し悪い程度で、厳密には故障ではないのですが、家事ルーティンが狂うと我が家には大ダメージです。
洗濯機は元旦に購入し、家電屋さんのお気遣いで二日には搬入設置してくださいました。
給湯器に関しては、浴槽に湯を張る機能がなくなってしまいました。どうやらポンプの故障のようです。エラーメッセージとサービスダイヤルのご担当の方のお話から察するに給湯機能自体は失われていないようですが、それを循環させる機能が喪失してしまったようです。
年末なので修理は年明けとのことです。そりゃそうでしょう・・・
シャワーや台所や洗面は別系統なので給湯可能でした。シャワーを使って浴槽に湯を張り、追い炊きができないので、急いで家族4人お風呂に入りました。
これで年末年始をやり過ごそうと思ったのもつかの間、どうやら壊れていたポンプは熱交換器から貯湯タンクに送る方のようで、お湯は作っているもののお湯はどこからも出せない状態になってしまいました。
人間で言えば心不全の原因が僧帽弁閉鎖不全だったといったところでしょうか。
そんな例えはさておき、我が家の年始は毎日銭湯に行くこととなりました・・。
こちらも業者さんの適切な修理により、元通りになりました。

しかし、そんな不便などこの元旦からの負の連鎖に巻き込まれた方々に比べれば大したことではありません。
自分にできることなど微々たるものですが、だからといって腐らず、日常のありがたみに感謝して過ごしていきたいと思います。
非日常は突然やってきて、日常に戻るまでに多くの時間を費やします。他人事ではありません。
その覚悟と準備が整うことはないかと思いますが、ひとつひとつの事象に丁寧に向き合っていこうと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
コラム一覧へ戻る