MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/10/01 

Vol.315 「尊敬」

執筆 足助病院職員

ロン毛パーマの野球小僧

私には尊敬している人がいます。
保育園の先生です。
保育園には、各国のいろんな天才たちが集まり、毎日その天賦の才に磨きをかけています。
さすが天才たちが集まる場所なだけあって、あの無尽蔵の体力を持つ我が子でさえも毎日へとへとになって帰ってきます。
その無尽蔵体力人間たちをまとめあげるのが保育園の先生です。

私は親になって2年、子供と遊ぶ大変さは知っています。
我が子1人と遊ぶのでもかなり疲れます。
1日中遊んだ日には、寝かしつけながら子供と一緒に20時台に寝てしまうこともあります。
それくらい疲れます。

保育園の先生は1人だけの遊びに付き合うわけではありません。
年齢によっては数人~数十人を、1日中見てなければいけません。
時には小さなトラブルがあって、ちょっとした怪我をしてしまうこともあります。
そんなときは非常に深刻な顔で
「○○くんと遊んでるときにぶつかってしまって、ここが少し赤くなってしまって…」
子供のちょっとした怪我なんて日常茶飯事なのに、保育園の先生たちは、他人の子だからとより一層の注意・気遣い・配慮が必要になるはずです。

さらには、毎日定刻に我が子の様子を担当の先生から送ってくれます。
(昔の連絡帳が今はアプリでのやりとりになっています)
「今日は○○な様子で、○○で遊んで、給食はこれくらい食べて…」
知りたい情報をピンポイントで送ってくれるので、私はこれが楽しみで1日をがんばっています。
しかも想像以上に長文なんです!
ただ、すべての親に送っていることを考えると・・・
「先生これいつ書いてるんですか?!」
「我が子はめちゃくちゃわがまま言ってなかったですか?!」
「休憩時間ちゃんと取れてますか?!」
って思いながら楽しく読んでいます。

そんな大変なお仕事でも、毎日当たり前のように笑顔で「おはよう」と言ってくれて、当たり前のように笑顔で「また明日ね」と言ってる保育園の先生には感謝と尊敬でいっぱいです。
私も、子供がどんな悪事をしようと怒りすぎることなく笑顔で接し続けられるよう努力します。
コラム一覧へ戻る