事務部長 暮石重政
人は何もしなくても、何か成し遂げても同じように時間は平等に過ぎていきます。
しかし、そこに大きな違いがあるとしたならば、私は「出会った人の数」だと思います。
早川名誉院長(以下 早川先生)は、足助病院赴任されてから過疎地の実情に危機感を感じ、様々な取り組みを通し、多くの人と関わって来られました。
地域住民や職員だけでなく、医療・保健・福祉・介護業界、行政、大学等です。
「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあります。
どんな凡人であっても三人集まって相談しながら考えれば、「智慧」をつかさどる文殊菩薩ほどの知恵が出てくるものだということです。
まさしく、早川先生が原木となり、多くの関わった人の想いで削り刻まれた功績は「文殊の知恵」だと思います。
その「文殊の知恵」が今回の「赤ひげ大賞受賞」の偉業に繋がったと思います。
早川先生をいつしか「令和の赤ひげ」と呼ぶようになりました。
さらに私は早川先生を「令和の文殊菩薩」とも称えさせていただきます。
第13回赤ひげ大賞受賞おめでとうございます。
あらためて早川先生に出会えたことに感謝。