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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/08/27 

Vol.34  「本を読むこと」

執筆 足助病院職員

看護管理室係長 加藤貴之

テレビばかり見ている子供に「本を読みなさい」とよく言っています。
幼少期に本を読む癖をつけさせられなかった親の責任もあるがなかなか本に興味を示。
昔から「本を読むことは人間形成においてとても良いこと」と多くの人が知っています。
しかし、なかなか読むことが癖にならないことも知っています。私も癖にならない一人です。
ちなみに、本を読むことでの効果は以下の5つがあると聞いたことがあります。

読書の効果① 様々な本を読むことで発想力が豊かになる

読書することの効果の1つとして、発想力が豊かになるということが挙げられます。
多岐にわたるビジネス書を読めば、それだけ発想の引き出しを増やすことに繋がりますし、物語やフィクションのジャンルの本を読むことによっても、現実とは違った見方を与える効果があるでしょう。

読書の効果② 読書が脳トレになり、脳が活性化する
脳を鍛える「脳トレ」に繋がる効果が読書には期待されます。
オックスフォード大学の調査によると、集中して本を読むことは脳の活性化に繋がるそうです。
読書をしていると風景を想像することがあると思いますが、この時に脳が活性化し、働きが高まる効果があるということがわかっています。

読書の効果③ 文の組み立てや構成がうまくなる
ビジネスの中で、文章を考える機会は多いと思います。
特にプレゼンなどでは、殺し文句やキャッチコピーを持っていると説得力が増し、共感してもらえる機会も増えるでしょう。
文章力を高めるためには、文章をたくさん書くということも重要ですが、良い文章を読み、どのような法則があるのかを学ぶことも重要なのではないでしょうか。
読書をたくさんすることで文章に増える機会も増えるため、文章力がつくという効果もあるでしょう。

読書の効果④コミュニケーション力が高まる
カーネギーメロン大学は、読書をすることでコミュニケーション能力も上がるということを発表しています。
先ほど述べた発想力という部分では、人を思いやる力やどういうことを他社が考えているのかを理解する能力が高まると考えられますし、読書をのコミュニケーション力が上がるという効果は確かにあると考えられます。

読書の効果⑤ストレスの解消に繋がる
6分間の読書をすることで、ストレスは3分の1以下になるという研究結果があるそうです。
これは、音楽を聞くことや運動をすることよりも高い効果だそうで、読書は脳を活性化するだけでなくリフレッシュする効果もあるということがわかります。
ビジネスで溜まったストレスも本を読むことで解消するのではないでしょうか。

読書をすることで得られる効果について説明しました。
読書をするといい効果がたくさん得られるので、読書の機会がないという方は読書をしてみてはいかがでしょうか。また、読書をしているという人はこれからも読書を続けていくと良いでしょう。
私も、子供に言うばかりでなく、自分から率先して本を読んでいる姿を見せていこうと思います。
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