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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/04/08 

Vol.340 「ブランディングの威力」

執筆 足助病院職員

企画室長兼事務管理室長 日比敦郎

先日、夢と魔法の国と称されるネズミさんが頂点に君臨する某テーマパーク(ややこしい)へ行っていきました。
関東のU市に立地するこのテーマパーク、誰もがご存知の圧倒的な知名度とブランド力を持っていますね。
個人的には近隣F市に立地するお馬さんのテーマパークの方が合っているのですが・・。

さてこちらのテーマパーク、昨年秋に事業拡張して新たなエリアが公開されたこともあり、大混雑です。
極度の人込み嫌いの私は人に酔ってしまいますので、人がまばらなエリアを探して歩きます。
そんな中、新しいアトラクションに乗ろうと並んでいたところ、なんとそのアトラクションがシステム調整ということで休止になってしまったのです。
あともう少しで乗れるところでしたが、残念ながらその努力が水泡に帰してしまう・・・かと思ったのですが、なんと救済措置があったのです。
それは好きな他のアトラクションを少ない待ち時間で乗れるパスの発行でした。
中止になったアトラクションの行列解放や代替パスの発行の手際の良さはさすが某テーマパークだなぁと感心させられました。
何より、この中止になったアトラクションは公開直後ということもあり、絶大な人気を誇り、当然替えが効かないものなのですが、代わりのアトラクションが少ない待ち時間で乗れるならまぁいいや・・と思えるほどのコンテンツ層の厚さが凄いなと思わされます。
これぞこのテーマパークのブランド力と言えます。
娘たちはすぐに切り替えて代替アトラクションを満喫していました。
もちろん比べてはいけないのですが、これが私の大好きなお馬さんのテーマパークの場合、人気の馬が落馬でもしようものなら、このコラムで表現するには不適切なほどの阿鼻叫喚の世界となります。

・・さてこの代替パス、実は家族4人分発行されていたと思いきや何らかの間違いで3人分しか発行されていませんでした。
慌ててキャストさんに相談したら、適切に対応してくださいました。
このようなトラブルシューティングも超一流でした。

当院においてもこのような素敵なコンテンツをたくさんラインナップして、何らかのトラブルにも冷静に対処できるようなブランド力とスタッフの自信が身につくような事業展開をしなくてはと考えさせられる一連のトラブルでした。
トラブルだったのですが、逆に満足度が上がっていましたね!是非見習いたいと思いました。
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