企画課長 磯野宏樹
毎週金曜日の研修医の皆さまのコラムをご覧の方は時々出てくるへき地健診。
足助病院ならではのイベントの1つです。
へき地健診?という方もいらっしゃると思うので、おさらいしますと、
我々足助病院職員が地域の公民館や集会所に直接伺って
血液検査や尿検査、血圧、体組成計での測定を行う健診のことです。
対象地区が決まっていまして、例年7月~10月にかけて回ります。
お味噌汁を持ってきて頂ければ、塩分濃度を測定することもできます。
1つの地区で参加される方は10名に満たない程度であることが多く、
少し寂しい気もしますが、逆に言うとゆっくりお話ができるということ。
「血圧を下げたいです」
「眠ることが出来ません」
「熱中症にかからないようにするためにはどうすればよいですか?」
どんなことでも先生方は真摯に相談に乗ってくださいます。
「これが楽しみでねー」
と言ってくださる方もいらっしゃり、とても感謝感謝です。
私たち事務職員も運転手兼受付として参加します。
ヴォクシーという大型車を運転するのですが、
さすが足助地区、なかなか厳しい道を運転しなければならないこともしばしば…
毎回事故だけはしないようにと冷や冷やしながら運転しています。
皆さんとお会いするのも楽しみなのですが、
普段あまりしゃべらない他職種のスタッフとお話ができるのも楽しみの1つ。
「先生、いつも大変ですよね~」
「この間は片道40分くらいかけて行ってきたんですよ」
「この辺は紅葉シーズンになるととても綺麗になりますよ」
「最近、この辺で鹿を見たんですよ」etc…
今年度も残りわずかになってしまいました。
対象地区の方には、各地域の回覧板などでお知らせが行きますので
是非この機会を利用して、健康チェックをされてはいかがでしょうか!