企画室長兼事務管理室長 日比敦郎
当院と同じくJA愛知厚生連の稲沢厚生病院が久しぶりに病院祭を開催するとのことで二女と行ってきました。昨年の知多厚生病院以来の病院祭遠征です。
病院に向かう途中、ものすごい渋滞に巻き込まれました。これはもしや病院祭渋滞?とかなり焦りましたが、ガス管工事でした・・。
習い事の関係で到着が正午すぎとなったこともあり、様々なイベントは整理券配布終了となっていました。
しかし体験コーナーでは、超音波クイズや放射線透視装置を使ったクイズなどの病院ならではのイベントが用意されており、普段「外では」おとなしい二女も目を輝かせて超音波装置のプローブを動かしていました。
見ていたものは「フルーツゼリー」です。ゼリーの中に様々な果物が詰まっていますがそれをエコーで観察するものでした。
エコーの画像は胎児であれば分かりやすいですが、臓器となるとどれも似たような形なので正直なところよく分かりません。しかしフルーツの形ははっきりしていて、子どもでもすぐに分かる鮮明な画像でした。
ミカンやパインのスカスカ具合や黄桃のぎっしり実が詰まっている様相もエコー画像で分かったので驚きでした。
放射線透視室では技師さんがTV装置を動かして、箱の中のものを透視してくれました。
空港の手荷物検査などで見られる風景ですね。こちらも二女は大喜びでした。
順路の最後には展示で、なんとNintendo Switchを透視した写真が掲示されていました。ゲーム大好き二女のまさに大好物展示でした。
個人的には硬貨の透視写真が印象に残りました。
アルミニウムは放射線をほとんど透過してしまうのですね。1円玉だけは形が不明瞭でした。
渋滞に巻き込まれて不機嫌だった二女ですが、この展示でご機嫌になりました。
メインステージではダンスイベントが行われており、ダンスを習っている二女にとっては勉強になったようです。
「どこが勉強になったの?」
「あのねー、笑顔。やっぱりステージとかで踊るなら笑顔が大切だね!」
「お、おう、そうか・・」
まずは技術面ではないかと思いましたが確かに笑顔も大切ですね!
そのあと、ステージでは稲沢消防さんによるクイズ大会が行われ、二女は私をクレープの行列に並ばせておいてクイズ大会に魅入っておりました。
イベントの最後にはなんと!ステージからの菓子撒きが行われました。
菓子撒き懐かしいですね!西尾張地方ならではの慶事イベントです。
昔は結婚式の日に家の屋根から(今思えばかなり危険ですね・・)ご近所さんへのお披露目の意味も込めて菓子をばらまく風習がありました。平成に入ってからはほとんど見なくなりましたね。
その菓子撒きの準備の際にステージの座席が撤去されたので我が娘はどうなったのやらと心配していたら、なんと事務部長さんがクレープ屋さんに並んでいる私のところまで連れてきてくださいました・・。
お忙しいところ申し訳ございませんでした・・。
なんでも菓子撒きに誘ったところ「人込み嫌い」などと父親譲りのマイロード発言をしたとのこと・・。親子ともども融通が利かず重ねてお詫び申し上げます。
そんなこんなで二女にとって衝撃の超音波&透視の見学ができ、私もイベント運営の勉強ができたので、大変充実の一日でした。稲沢厚生病院の皆さん、お世話になりました!
そして、当院も病院祭ではありませんが来年3月にイベントを開催します!
詳しくはまだ申し上げられませんが、年明けには発表できるかと思います。お楽しみに!