企画係長兼経理係長 日比敦郎
「降りてきました」
このフレーズを聴いてゾッとする人は、当院のことを良くご存知の方かと思われます。
実はこのフレーズは、当院小林院長が何かを閃いた(のち、スタッフに閃いたことを実行するよう要求する)ときのものであり、これを聞いたスタッフは己の持つ全ての知識・経験・能力をフル活用する覚悟が必要となります。
ともすると、足助病院は巷で言われる「ブラック企業」ではないかと思われそうですが、そんなことはありません。
普段の院長は「降りてきたこと」を診療や論文等の医学的・学術的な分野に活かすことはもちろんのこと、病院経営や教育、ホームページに掲載するコラムなどに注力しています。
スタッフへさらに「降ろす」内容は、そのスタッフの適性に合わせているのだと推測します。職員教育の一環なのでしょう。
では、私に「降りてきた」項目をいくつかご紹介します。
「降りてきました!早川院長退任パーティの写真を集めてアルバムにしよう!」
(うんうん、確かに早川先生も喜ばれるでしょう)
「降りてきました!介護医療院の音楽会でサックス演奏するけど、君もギターで弾き語りしなさい。」
(音楽会まであと3日・・・間に合うかな・・)
「降りてきました!今度の出張後の夕食は○○ホテルのビアフェアが良さそうだよ!」
(もう居酒屋抑えちゃいましたよ・・キャンセルしなくちゃ・・)
※結果としては、院長の提案が大正解でした。
「降りてきました!今日君が休みを取って行こうとしているラーメン屋さんは月曜定休日だよ」
(それって単にラーメンが羨ましいだけじゃ・・)
※結果としては、奇跡的に開店していました。さらに院長は翌日にラーメン食べに行ってました。
こんな感じで院長から「降りてきて」います。
あれ?内容よく見ると、僕はあまり期待されていないような・・・
精進します。