薬剤室長 成瀬国男
以前のコラムで「ラグビーワールドカップ」について書かせていただきました。
その中で大会の度に職場のロッカールームで他部署の先輩と“勝利”を願う会話をしていたにもかかわらず前回大会の南アフリカ戦の歓喜の勝利を分かち合えなかったことについて触れました。
しかし、2019年 豊田スタジアムで開催されたラグビー日本代表の試合当日、偶然にもその先輩に会うことができたのです。
私がビアスタンドで並んでいると駅方面から多数の観客が流れてくる中、思わず “〇〇先生!!” と叫んでしまいました。
僅か1分程度の会話でしたが、数年間の時間があっという間に埋められた気分でした。その日はスタジアムの観客数だけで約4万人ということを考えるとこの再会は奇跡だったかもしれません。
また、今回の大会は別の試合を観戦するチャンスがあったのですが残念ながら試合が中止となりました。
この試合には大学のチームメイトが東京から豊田へ来ることになっており、久しぶりに再会することを地元のチームメイトと楽しみに準備していました。
再会はできませんでしたが近況報告など、頻繁に連絡を取り合うようになったことも豊田市がラグビーワールドカップの会場となったおかげです。
今回の日本代表はベスト8と過去の結果を考えると大躍進といえます。
次回開催までの4年間は当時のチームメイト、先輩方と会える度に今回の大会を振り返ることを楽しみにしています。