MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/12/06 

Vol.48  「皇帝ダリア」

執筆 足助病院職員

事務係長 加藤貴之

最近、長女と実家に行った際、「きれいな花が咲いているよ」と言われ見てみると皇帝ダリアが咲いていました。
この皇帝ダリアは、今から10年くらい前に病院の南棟の南側にある土手に咲いていた皇帝ダリアの茎を分けていただき植えたものです。
管理は親任せで、最初の2・3年は、「今年は咲いているかなあ」と気にしていました。
しかしここ数年は、気にする意識すらなくすっかり忘れていました。

久しぶりにまっすぐ伸びた茎に紫色の花をつけている皇帝ダリアを見てとても心が和みました。
花を見て心が和むことは今まであまりなかったので年を重ねて感じる感覚も変わったかもしれません。
最後に皇帝ダリアの特徴を載せておきます。
よかったら育ててみてください。

※【皇帝ダリアの特徴】
皇帝ダリアの特徴を調べてみると以下のように出ていました。ダリア属の植物は、メキシコから中米に27種が分布しており、茎が木質化する3種がツリーダリアと呼ばれています。皇帝ダリア(Dahlia imperialis、D・インペリアリス)は、そのなかでも特に茎が太くなり草丈が高くなります。
皇帝ダリアは、日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬から咲き出します。近くに街灯や電灯があると日が長いと感じ、花芽をつけないので注意が必要です。
よく成長すると5~6mにも達し、2階の窓から花を楽しめるようになりますが、草丈を高くしたくない場合は、何回か切り戻して高さを調整できます。草丈を伸ばす場合は、あらかじめ丈夫な支柱を立てておきましょう。
大きく育て、雄大な姿を楽しむには庭植えが向きますが、8号(直径24cm)以上の鉢に小苗を植えつければ、小さくても花を咲かせることはできます。品種は少なく、薄紫色の一重の花を咲かせるものは、野生種だと考えられています。庭植えのものは露地で越冬しますが、鉢植えは凍らせないように管理しましょう。
足助病院コラム
コラム一覧へ戻る