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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/03/27 

Vol.71  「薬剤師のイメージ ・・・37年間を振り返る」

執筆 足助病院職員

医療安全・感染制御室長 大須賀 俊裕

①優しい
②個性的にクセがありそう
③根暗、オタク
④プライドが高そう
という感じでしょうか

薬剤師の業務といえば1970年当時、
4ジャンル(調剤、薬品管理、医薬品情報、薬局内業務)でありましたが、

今や21ジャンル、
(チーム医療、持参薬管理、薬薬連携、安全管理・・・など)となり、

薬剤師の視点も業務も
「モノ」から「ヒト」へと変化してきた軌跡そのものと言えます。

確かに私も病院入職時は、調剤室という「箱」の中で、1日中黙々と「薬をつくる」。
薬に関することを聞かれると黙々と「本で調べる」。
よく『顔が見えない薬剤師』と言われていました。

しかし今では「病棟薬剤師」というアクティブな薬剤師が定着しつつあり、
病棟に薬剤師が「居る」ことが当たり前な時代になっています。

薬剤師は医療チームの一員として情報を共有し、処方設計・提案をはじめ、薬剤の安全管理や副作用の早期発見など、
積極的に薬物療法に係わりスタッフのみならず患者さんからも『顔の見える薬剤師』を目指している証だと思います。

我ら足助病院・薬剤部メンバーにYellを送りたいと思います。
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