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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/04/14 

Vol.75  「私が長続きしていること」

執筆 足助病院職員

病棟課長 河合喜代美

私は、どちらかというと、長続きせず途中で嫌になってしまうところがあります。
しかし、中学から続いているものがあります。それとの出会いは突然でした。
中学に入学し体験入部があり、私は、テニスに憧れ、毎日のようにテニスボールを拾い、テニス部に入部するぞと気迫に満ち溢れていました。
入部決定の時、新入生が、テニス部にかなり集まっていました。入部希望者の中から抽選で決定すると言われ、神に祈る思いで抽選くじを引きました。
「ガーン!」惜しくも抽選に外れ、私はテニス部に入部することが出来ませんでした。
途方に暮れていると教室から同級生がのぞき込み、「人数が少なくてすぐに入れる部活があるけど一緒にしない?」と声をかけられました。
そのころの私は、クラスでも身長が高い方であり、せっかく声をかけてくれたのでその部活に入部することにしました。
その後、高校まで続け、今後することはないと思っていたのですが、就職先で一緒にしないかと誘われ、それを続けることになりました。
結婚を機にもうすることはないだろうと思っていたのですが、また、それをする機会がありすることになりました。
子供を産んだ後も家族等の協力を得ながら続けることが出来、現在に至っています。

その長きにわたり続けているものは、バレーボールです。
出会いは、突然でしたが、私には合っていたのだと今は思います。
その姿を見て育ってきた子供たちもバレーボールをしてくれるようになりました。
現在は、同じチームでプレー出来ることがとても楽しく、うれしくもあります。
また、この年齢になると、気持ちはあるのですが体がついて行かず、よく子供に「おかあさん何してるの!それはお母さんのボールでしょ!」と反対に指導されるようになってしまいました。それも幸せなことです。
院内のバレーボールチームにも所属しています。
バレーボールを通じて、他職種や若いスタッフともコミュニケーションを図ることが出来、続けてきてよかったとつくづく感じています。
これからもバレーボールをけがに注意しながら楽しく続けていきたいと思います。
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