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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/06/02 

Vol.81  「お酒の飲みすぎのご注意を」

執筆 足助病院職員

栄養科 川瀨文哉

こんにちは。管理栄養士の川瀨です。

今年は作曲家のベートーヴェンの生誕250周年ということで、様々なところで特集されていますね。
私は大のクラシックファンでベートーヴェンは最も好きな作曲家の一人です。

そんなベートーヴェンですが、大の酒好きで知られており、晩年は肝硬変を患っていたともいわれています。
長期連休で出かける機会が少なくなり、ついついお酒を飲みすぎていませんか?飲むにしてもコップ1杯程度で済ませておきましょう。
私もお酒は好きなほうですから気を付けなければいけません。

お酒を飲まない連休なんていうのもいいかもしれませんね。
おいしい緑茶や紅茶、コーヒーなどを飲みながら、ベートーヴェンを聞くなんてなんともおしゃれな休日の過ごし方ではないですか?
そこで私のおすすめベートーヴェン曲集をお教えしようかと思います。

① ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
数あるピアノ協奏曲の中でも人気の高い一曲です。個人的にはきれいなフレーズの第2楽章がおすすめです。

②交響曲第5番「運命」
運命といえば第1楽章の「デデデデーン」が有名ですが、私は第3楽章の「デデデデーン」がかっこいいなと思っています。
そこから第4楽章まで続けて聞いてみてください。
実はこの「デデデデーン」はのちにイタリアの作曲家ヴェルディーが「運命の力」で用いることになります。

③エグモント序曲
ベートーヴェンのかっこいい曲ナンバーワンだと思っています。

④ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番
ベートーヴェンというとなんとなく苦しい曲ばかり書いていそうなイメージですが、こういうきれいな曲も書いているのですよ。
ちなみにベートーヴェンさんは恋多き方で、有名な「エリーゼのために」は当時40歳のベートーヴェンが17歳のテレーゼさんという方に送った曲なのだとか。
あれ?なんで“テレーゼ”さんへ送ったのに“エリーゼ”のためになんでしょうね?
詳しい事情は分かりませんが楽譜出版社が間違えて印刷してしまったと考えられています。
その後ベートーヴェンさんはテレーゼさんへ求婚しますが叶わなかったようです。
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