MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/07/10 

Vol.87  「初めて梅酒を作りました」

執筆 足助病院職員

臨床検査技術第2係長 内藤 淳

この季節、スーパーの売り場の一角に梅酒作りコーナー・・目にしませんか?
大きなガラス容器、氷砂糖、ホワイトリカー(?)、日本酒(??)、ブランデー等の梅酒グッズが並んでおり大変トキメキます。
ホワイトリカーって何だろう?日本酒で漬けた梅酒!?いかにも美味そうだぞ。
私は売り場の前で大いに悩みました。各々を手に取り、小さな文字の説明をよく読み、飲み頃を迎えた梅酒を妄想し、決めました。
1.8ℓの日本酒をつかみ一緒に来ていた妻の所へ。ところが彼女は「普通の梅酒がいい」と言いますので、あっさり引き返しホワイトリカーを購入。
ホワイトリカーの陳列量は日本酒、ブランデーの10倍以上ありましたので、一般的にはホワイトリカーなのでしょう。
日本酒を断念した私ですが、ホワイトリカーにも大変興味が湧きました。帰宅後すぐググります。
ホワイトリカーは「甲類」の焼酎。水で薄めてアルコール分35度くらいに調整した無味無臭の酒。酒に癖がないので梅の風味が生きるわけですね。
「甲類」に対するは「乙類」。乙類は原料独特の風味・香味をしっかり残し旨さを味わえる日本伝統の焼酎。沖縄県特産の焼酎は「泡盛」と呼ばれます。
甲類と乙類は製造上の違いから分けられていて、同じ焼酎とはいえ全然違うものだそうです。
なるほど、そーだったか!そういえば、私は10年前から石垣島の泡盛仕込みの梅酒にハマっています。
謎酒(私だけ?)ホワイトリカーに惑わされました。
冷静に考えれば乙類の泡盛一択だったのです。
ホワイトリカーで漬けた初めての梅酒も大変楽しみですが、来年は泡盛の梅酒に挑戦してみたいです。
足助病院コラム
コラム一覧へ戻る