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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/05/29 

Vol.393 「あすけお天(元)放談 episode 3 -気象病・天気病-」

執筆 院長 小林真哉

さて気象は医療の世界ではどのように関わっているのでしょうか?
気象病・天気病とは、天気の変化により引き起こされる身体的・精神的な不調のことです。
気象条件の気圧、気温、湿度という三要素に大きく影響を受けるとされています。
この要素は、極端に低かったり(台風接近時には気圧が極端に低くなります)、高かったり(フェーン現象では極端な高温や乾燥をもたらします)することで人体に多大な影響を与えます。その人体センサーが自律神経で気象条件に敏感に反応します。自律神経の交感神経は体を興奮させ、副交感神体をリラックスさせますので、この調整不良がさまざまな体調不良の原因になり頭痛やめまいを引き起こします。
季節の変わり目、前線通過時のような天気が崩れるときや台風接近時などは注意が必要です。

かつて、NHKで気象病のセルフチェック項目を挙げての番組がありましたので転記しておきますので、ご利用ください。

【気圧のセルフチェック】
・2~3日前から天気が崩れるのが分かる
・もうすぐ雨が降る、などの天候の変化が分かる
・乗り物酔いをしやすい
・飛行機、新幹線、ダイビングなどの「耳抜き」が苦手
【気温のセルフチェック】
・季節の変わり目に体調を崩す
・気分の浮き沈みが天気に左右される
・夏の暑さも、冬の寒さも苦手である
・冷え性である
【湿度のセルフチェック】
・湿気が嫌い
・汗をかきにくい
・むくみが出やすい
如何でしょうか?

自然現象が遠因である疾患ですので、根本治療は存在しませんが、個々の症状に対する対症療法と食事・睡眠・対人関係・住環境・職場環境整備等でストレスをためない生活習慣を遵守し、自律神経を安寧に保つことが肝要ですよ!
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