気象予報士の方々と交流する中で様々な気づきがありました。
その中でも、或る方の言葉に触発されて防災への興味が増幅されました。
『小林さんの職業は医師だから命を守ることですよね。我々気象予報士も的確な予想をして警鐘を鳴らすことが命を守ることに繋がるのですよ。それが防災ですね。』
そこで、医師、気象予報士と来たので防災士も、と思い修得したわけです。
防災士は”自助” “共助” “協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人と定義され、2023年1月現在で246,862名が資格を有しています。(足助病院職員には15名ほど居ます)
2002年には日本防災士機構が阪神・淡路大震災の教訓を生かし、防災と危機管理のため創設されました。
民間パワーと自律による地域防災力向上に貢献しています。
現在、全国の地方自治体や国立大学等の教育機関、民間研修機関において積極的な防災士の養成の取り組みが進められ、それぞれの地域の自主防災組織や学校、福祉施設、事業所等で防災士の配置・活用の動きが広がっています。
愛知県の医学部を有する大学(名古屋大学、名古屋市立大学、藤田医科大学、愛知医科大学)でも、防災関連事業にとても力を入れています。
1大学では卒業の条件に防災士習得があるようです。
これから、愛知県の防災士は、医療ライセンスを持つ方々が多くなり、個々の専門的知識を生かしてさらに社会貢献できると思います。
ちなみに、足助病院には気防健究会のメンバーを中心に15人ほどの防災士がおりますが皆、医療に関りを持っている先駆者です。
其のうえ、そのリーダーは気象予報士でもあります・・・誰かな~
職員曰く『院長~ 謙虚にお願いしますよ!』
『は~い!』