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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/06/22 

Vol.400 「リベンジ」

執筆 院長 小林真哉

英語単語のrevengeは、復讐・恨み、復讐する・報復するですが、日本ではリベンジは、再挑戦という意味合いで使われます。
今回、私に手渡された〝孝行息子さん〟からの封書の中にはリベンジ(再挑戦)と明記してあり一安心です。
実は、コラム投稿の常連さんとなりつつある〝孝行息子さん〟の前回の外来で渡されたコラムの掲載を少々調整していたところ、次の外来が来てしまいしびれを切らしての再挑戦となった訳です。
つまり、孝行息子さんは足助病院コラム〝結の扉〟の熱心な読者で一日たりとも見落としていないことの証です。
今回は、速やかに掲載といたしましたのでご覧ください。以下、原文です。

【- 年に一度は健診を! 誕生月だと忘れにくくてお勧め -
豊田市からの特定健診は年に1度、受診しています。胃がん検診は、偶数年齢では無料で検診できるのですが、今回は奇数年齢で有料の私は、前回がOKであり自覚症状もないためパスいたしました。
また、胃カメラは挿入時の辛さもパスの原因のひとつでもありました。
しかしながら、つい最近、胃の調子が悪かったため(膨満感:消化不良感)、主治医の小林大先生に相談したところ、「検査しておいた方が安心ですね」との後押しもあり検査を受けることになりました。
検査後に「早期発見で良かったね」と言われることも期待しつつ。
「私が検査当番の日にしましょうか」と言われ、小林大先生が胃カメラ検査の超ベテランであることを看護師さんに聞いていたので安心感が増しました。
前日の夕食を早めに済ませ、何も食べずにいざ病院へ
「先生、くれぐれもお手柔らかにお願いします!」と念をおし、咽頭麻酔をしていよいよカメラの挿入。毎回ですがいくら麻酔をしても嘔吐反射が出ます。
個人差はあるかと思いますが皆様はいかがですか?
モニターを見ながらの説明で「少し荒れているけど大丈夫でしょう」と言われ安心感に変わりました。
「糖尿病もあるので暴飲暴食は今後もご法度!」とくぎを刺されたのは言うまでもありません。
今後の検診では有料でもがん検診はメニューに入れようと決意した日でした。】

足助病院では健診業務にも力を入れております。定期的な受診をしていただき健康寿命を延伸させてください。
〝孝行息子さん〟におかれましても、いつも同伴で受診されるお母様が齢95で食欲旺盛・頭シャッキリですので、そこまでは息子さんは30回ほどの胃カメラを受けることになろうかと勘案いたします。
末永く足助病院をご愛顧くださいな!
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