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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/07/10 

Vol.405 「進化する駐車場」

執筆 院長 小林真哉

最近の駐車場は賢い!事前精算を済ませばそのまま外に出られ、出口の車内で駐車券を探したり、小銭がないのに焦ったり、精算機と車が微妙に離れてしまい手が届かなかったり、雨天時に濡れてしまったり、更には精算渋滞が発生したりと、様々な苦い経験を画像認識ソフト、AIの発展のおかげで回避することができます。

最近は、出入り口のカメラがナンバープレートの情報を読み取り、精算機へ送り、利用後施設内に設置された事前精算機で自分のクルマのナンバーを入力し、料金の精算を行う「チケットレス駐車場」「カメラ式駐車場」が出現し、出入り口のゲートやロック板のない駐車場が増加しています。
出口での機器操作やゲート機がないのでスムーズに出庫することができます。
主に大型駐車場、商業施設の店舗駐車場で広がっています。
慣れないうちは、少々戸惑いますがいずれなれることでしょう。

更に、スマホ決済専用などでは精算機による支払い操作が不要で、カメラ以外の設備投資が不要な上、精算待ち渋滞が発生せずスムーズな入出庫ができ、うっかり駐車券をなくしてしまうといったトラブルも防ぐことがチケットレスなので可能になります。
カメラ式ナンバー認識システムは、フラップ板、ゲートがなく災害などの非常時にゲートが閉まっているトラブル等を防げます。

今後のスタンダードになる可能性があるものにETC パーキングがあります。国内で9割を超える車に普及した高速道路の自動料金収受システム(ETC)端末を使い駐車料金が払える方式です。
足助病院も介護・災害領域での需要創成にかかわっている〝空飛ぶクルマ〟が流通するまではまだまだ時間があります。
駐車場も進化していくことでしょう。

世の中ますます進歩して便利になっていきます。

その恩恵を受けると共に、そのプロセスで創成された時間を如何に有効に生かすのかが問われるのです!

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