MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/07/31 

Vol.410 「保湿と保水」

執筆 院長 小林真哉

足助病院ブランディングプロジェクトの一環で、病院の広告塔の役割でもありますので私自身、各種メディア露出が少なからずあります。
年齢も重ねて参りましたので、お顔のスキンケアにも少々留意するようになりました。

地域に出ての講演会・演奏会では皆様から『院長先生、若いね~』と言われることはとても心地よいものです
ですから、私も聴衆の皆様を『お姉さま方、お兄様方』と呼ぶように心がけています。幾つになっても、身ぎれいにしておくことは生活に張りを生みます。

私の外来にお見えになる〝お姉さま方〟も素敵な装いで見える方が多いです。
そんな折は必ず『似合っているわ‥季節感が出てますね‥素敵だわ…』とお声がけします。
立ち会う職員は心の中で『言われたことない!』思っているかどうかは定かではありませんが…
皆様、お帰りの際にはさらに背筋が伸び
『院長先生!ごめんあそばせ』的なマダムになって診察室を後にします。
逆説的に言えば、医療の現場では普段、身だしなみに気を使われている方が乱れている場合は、心身ともに何らかの不都合が出ているアラートですから注意が必要です。
で、やっと本日の表題の〝保湿〟です。
人と人が初めに見る部位は圧倒的に顔・眼が多いです。
ですから、潤いのあるお顔の肌つやと眼力を維持することはとても大切です。
見た目だけの問題ではなく、皮膚科学の世界でも肌のバリア機能が壊れ乾燥状態から、しっとりした健康な肌(角質内に水分を十分に保持した)の状態にまで回復させることは大変重要です。

保湿を調べていたら、医療の世界だけではないようですね。有名どころでは保湿ティシュがあります。
農業の世界でも防虫・防鳥や土壌の乾燥防止保湿ですね)、防風、防寒、遮光などさまざまな効果を持つ農業用不織布被覆資材があります。
様々なシーンで保湿は大切です。
足助病院でも皆様の〝心の保湿〟ができる企画を今後もがんばります。

コラム内で表題の〝保湿と保水〟の〝保水〟に辿り着くが出来ませんでしたが、
Vol.125 スネークライン をご覧になり今後のコラムをお待ちください。
今後、土砂災害を遮る力、土地に水を貯える力、保水力について触れたいと思います。

コラム一覧へ戻る