MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/10/16 

Vol.430 「世代…考証」

執筆 院長 小林真哉

先日の若手のボディメイキング中の専修医(医師4年目)との会話です。
私    『○○君は、Z世代かね?』
○○君  『ゆとり世代ですね!』
私    『Z世代とゆとり世代は重なっているのか、いないのか?』
世代のネーミングと定義に興味がわき、少々掘り下げてみました。

【1947-1949生】団塊世代:世代人口が非常に多い競争社会。
【1950-1965生】ポスト団塊世代:熱い想いが少し冷めた時代。
【1955-1967生】新人類世代:新しい感性と価値観が出てきた世代。
【1965-1970生】バブル世代:バリバリ働いて好景気を経験しその終わりをも経験。あまり実感はありませんが、私はこの世代らしいです。
【1971-1974生】団塊ジュニア世代:現実的思考の持ち主が多い世代。
【1980-1995生】ミレニアル世代:2000年以降に成人になった世代で、インターネットど真ん中の世代。
【1985-1995生】さとり世代:さまざまな出来事を経て悟っているような考え方を持っている世代。
【1987-2004生】ゆとり世代:「ゆとり教育」を受けていた世代。
病院をご利用いただく方々はあらゆる世代にわたります。足助病院のように高齢化率の高い地域での事業展開している所では、団塊の世代(1947年生まれ)以前の方々(後期高齢者:75歳以上)が多いです。
想い寄り添う医療を届ける中で、様々な世代の方々と向き会うので個々の世代の時代背景考察はとても興味深いです。
更には、管理者として様々な若い世代(今や中学生の職場体験から新人職員を含めて)の考え方を理解せずして組織運営はできません。
職員にはよく言っています。
『お互いが分かり合えないことがあることを理解しましょう』と
分かり合えないことを理解すれば、相手を知ろうとして、相手に対しての興味、尊敬の念が芽生えるものです。それが、素敵なコミュニケーションに繋がり仕事の円滑な運営に繋がるのです。
特に、コロナ禍3年間で制約された若い世代とのコミュニケーションの拡大は大切です。
ちなみに海外で主に使われている若者世代は、ミレニアル世代、Y世代、Z世代と呼ばれます。 
次号で触れてみますのでお楽しみに!

コラム一覧へ戻る