先日、振り込み詐欺の啓発活動の会に参加した時のことです。
斜め後ろの妙齢のお姉様方の会話が耳に残りました。
お姉様A『今日の振り込め詐欺・オレオレ詐欺の講演会は役に立ったね~
Bちゃんも気付けんさいよ』
お姉様B『そういえば、この前、Cちゃんのところにオレオレがかかってきたのよ。でもね、上手く撃退したらしいわ‥』
お姉様A『どういうことかね?』
お姉様B『Cちゃんは、オレオレと電話口でいう人に聞いたそうだわ』
お姉様A『なんて聞いたと?』
お姉様B『おまん! あの世からでも電話かけられるのかいな?』
お姉様A『ん?』
お姉様B『Cちゃんは、若いころに息子さん亡くしとるんだわ…』
お姉様A『ありゃ… そりゃ無理筋だわ!』
Cちゃんの息子さんは天国でおふくろさんを守ったわけです。
なんとも、究極の撃退法で親孝行息子です。
前で聞いていた私は思わずお姉さまの御尊顔を拝謁させていただきました。
色々な経験をされてきた素敵なお顔をされていました。
まずもって、このような情報交換が出来る場の提供と出かけてくる意欲・行動力が必要ですが、更には気さくにお話しできるコミュニケーション能力が大切です。
様々な啓発活動に加え、このような積み重ねが大切なのです。
我々の展開している〝足助病院ブランディングプロジェクト〟も似ています。
様々な、媒体を用いた宣伝啓発活動も大切ですが、最終的にはその人に沁みて伝播することに勝るものはないのです。
勉強になりました。
最近は、医師のふりをして先にニセ電話をかけ、信じ込ませる手口も多発してていると聞きます。
皆様、お気を付けください。