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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/01/04 

Vol.451 「2024年 新年のご挨拶 コラム」

執筆 院長 小林真哉

新年あけましておめでとうございます。
昨年末、発表された新語流行語ノミネートの大谷選手の『憧れるのをやめましょう』は俊逸でした。
今年はどのような年月を重ねることになるのでしょう。
私は、第9代足助病院長として6年目を迎えます。
就任して右も左もわからない新米の時期を含む1年目の次は3年間に及ぶコロナ禍でした。
コロナ禍では3密回避の観点から人流が制限され対面の交流が限定されました。
その中でも、様々なことに挑戦しリモート業務の機器・手技/AI/DXなどの知識や操る力が私自身も組織にも付いたと実感しています。
その3年間で培った知力で新たなことに挑戦していこうと決意する新年です。
3本の運営指針は終の住処(足助病院ブランディングプロジェクトを軸に展開)、教育の場(足助医学舎などを実地運営)、防災の拠点(気防健究会を企画運営)各々、ぶれることなく確実に皆に浸透し成長しています。
5年目の昨年は様々な交流も戻ってきましたので、特に対面での人的交流の大切さを実感しました。
院内外の多職種連携交流と院内外の異業種連携交流を更にレベルアップし、組織としての健康経営を目指していこうと思います。
人それぞれ、その時々のステージに原点があります。何事もやるときにその原点を思い出すことが大切です。
自らを省みれば、医師を目指した頃、院長になることを意識した頃、足助病院ブランディングプロジェクトを発案した頃‥いくつもの原点が集積してその人はカタチ創られると考えられるので、
それらを踏まえ、運営の根底に『原点回帰』を意識していきたいと思います。

2024年の干支は辰で、キーワードは「変革(転機)」や「激動」です。
竜に関わることわざには、勢いのあるものが多く、
「昇竜」:空に昇っていく竜。勢いのよいさま。
「竜に翼」:もともと強い竜に翼を与えればさらにその力を増すことから、勢いの強い者に更に威力を添えることのたとえ。
「竜の水を得るが如し」:竜が水を得て雲を呼び、天にも昇る様な勢いのことで、力を秘めていた強いものが機会を得ていよいよその力を一層発揮することなど、枚挙すれば幾つもあります。
我々足助病院も地域の方々と共に、辰のように勢いを保ちながらも着実に目標に向かい、高みを目指し精進していきたいと思いますので今年も公私ともにご指導賜りますようによろしくお願いいたします。

皆様が令和6年も心身ともに健康で躍進できる年になるようお祈りし新年のご挨拶とさせていただきます。

 令和6年 新春 足助病院長 小林 真哉

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