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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/04/01 

Vol.474 「マスターピース」

執筆 院長 小林真哉

令和6年度(2024年度)も、本日から始まりました。
足助病院にも新人・新入職員が数多く出勤してきています。
私自身は、院長6年目を迎える日です。
職員とともに、地域・皆様の為に病院運営及びコミュニティーとの関り企画立案実行に精進していきたいと想いを新たにいたしました。
令和6年度もよろしくお願いいたします。

仕事柄、インタビューを受けることが多く、その中で
「院長先生はどのように仕事をとらえて、遂行されていますか?」という問いをよく受けます。
足助病院ブランディングプロジェクトをはじめ、多くの企画立案遂行をしているが故の質問ですのでとても粋に感じています。
 その折によくお答えするのが、
 『人生の中のピースに仕事を組み込み、かつ、仕事の中のマスターピースに自らがなることを心掛けています』という文言です。少々、カッコつけていますが、
英語の直訳で、ピース(piece)は、一部分、かけら、断片で、マスターピース(masterpiece)は名作、最高傑作、絶品、名人芸などの意味ですね。
皆さんも、仕事に関わらず家庭の役割等で同じだと思います。

話変わって、うんちくコーナーへ移動しましょう。
ピースと言えば一度はやったことや見たことがあるのがジグゾーパズルですね。
歴史は1760年頃に、イギリスの地図職人よってつくられた、ヨーロッパの国の形をした地図の木製パズルでした。
糸のこぎり(jigsaw:ジグゾー)を使用して製作したので「ジグソーパズル」なのだそうです。
1800年代には紙製のパズルが登場してより広く普及していき、1970年頃に日本にもジグソーパズルが入ってきて広まりました。

こんなお話も紹介されています。
『ジグソーパズルをするときは、論理力や分析力を司る左脳と、想像力や直観力を司る右脳が一致団結する必要があり、右脳と左脳を神経回路で結合させ、思考プロセスのスピードを上げることが求められ、短期記憶が向上する』
認知力低下を防ぐためには有効ですね。
昔は一を聞いて十を知る私でしたが(ん?誰も言っていませんし、言われたこともなかったか…笑)、最近は自宅の施錠・車の施錠の確認をすることがあります。
昔はよくやったジグゾーパズルを再開し、精進して足助病院のマスターピースの一つになるべく努力を続けようとも思います。
次コラムでは、ジグゾーパズル掘り下げてみます。

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