2024/04/18 Vol.479 「指定野菜」 執筆 院長 小林真哉 コラムVol.446で足助病院の新進気鋭の管理栄養士 F.K君の推しはブロッコリーであることについて触れました。 含まれているスルフォラファンが熱産生に関与する可能性があるので、スープなどに入れて食べると身体も温まって良く、ビタミン類も多く含むので美容にも良いという温活がらみでした。 「ブロッコ」の語源ですが若芽や若木を指すイタリア語(日本語では花蕾)です。 キャベツと同じ仲間ですが、アブラナ科で菜の花のような花を咲かせます。 所謂、”花菜類”(かさいるい)で花の茎やつぼみ、花そのものを食べます。 栄養素は豊富で、ビタミンK、β‐カロテン、スルフォラファンやカリウム、ビタミンC、などが多く含まれます。 今日はブロッコリーが脚光を浴びて、指定野菜になったというニュースです。 指定野菜とは、消費量が相対的に多く又は多くなることが見込まれる野菜であって、価格が安くなった場合に、来年も野菜を作ってくれるように農家に安くなった差額を支払う制度がある野菜類のことです。 その制度により生産者が保護され供給が安定化することを目的としています。 その他の指定野菜は、キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ばれいしょ、ピーマン、ほうれんそう、レタスの14品目があります。 今回のブロッコリーは、1974年にばれいしょが追加されて以来、およそ半世紀ぶりだそうです。 豊田市の指定野菜は、秋冬はくさいで、JAあいち豊田では黄色い芯が特徴の品種「黄ごころ」「きらぼし」などを栽培しているそうです。 産直市場を訪れると新鮮なお野菜が数多く並んでいます。 先日、あるJAの集まりで講演とSAXを吹いてきましたが、〝温活〟に絡んで温かいスープにブロッコリーのお話をしたところ、参加の御姉様方に多くの同意を得られ、その方々からも指定野菜になったとの指摘がありました。 指定されるって大切ですね! ちなみに、帰り際に私は、 『院長先生!今日は楽しかったよ! 今度は敬老会、地域の会合に来て!』と指名され悦にいっておりました。 また、レパートリーを増やし練習するモチベーションが上がりました。 頑張ります!