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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/05/16 

Vol.485 「ブランディング考 内と外」

執筆 院長 小林真哉

前号の絶対音感コラムの時の講演の時だけもありませんが内容の中で“足助病院ブランディングプロジェクト”にはよく触れています。
ブランディングをはじめ、どのような事象にも、外向きと内向きのベクトルがあり、そしてそれが両輪となり働いて初めて、様々な化学反応が起こり組織は活性化します。
組織活性化の指標は様々ですが、私自身は簡単に表現すると『人が興味を持ち人が集う組織になること』と想っています。

足助病院の試みは、〝少しでも多くの人に知っていただきたいという想い〟なので、外向きに重きを置いていると思われるかもしれませんが、決してそれだけではなく、内向きへの浸透にも軸足を置いて取り組んでいます。
職員挙げて様々な事案・プロジェクトに取り組み成功体験を共有し、前に横たわり立ちはだかる多くの障壁を乗り越えて得た体験・感動・達成感こそが人生においてプライスレスな価値を持ち人を成長させます。
就任6年目の今年は、如何に想いを浸透させられるかが問われる年です。
個・組織共に、自己客観化して職員と共に外向きに行っていることがまだまだ内向きに浸透していないことを『灯台下暗し』と見つめ直していきます。

内向き・外向きはカッコつけて言いますと、インナー・アウターですので、
インナーブランディングは企業の理念やビジョン、価値観を組織全体に浸透させる一連の活動のことで、アウターブランディングは組織が提供するサービスを顧客に知ってもらうことを指します。以前an.anで触れた“衣服気候”ではありませんが(コラムVol.445) 、服装でもアウター・インナーのバランスが取れると快適ですので、共に両立して初めて良好な期待する成果が出ます。

私自身の講演を職員が聞き、内容・風度から刺激され感動してくれることや執筆した多くの文章に触れ、より多くの想いを醸成することが足助病院インナーブランディングのひとつの形だと信じて継続していきます。

※足助病院ブランディングプロジェクトは“病院経営羅針盤”という情報誌に特集を組んでいただき寄稿しています。
当院のホームページの上段のバナーをクリックしていただくと投稿文が立ち上がり読めるようになっていますので、当院のホームページを訪れていただき、コラム“結の扉”“あすけびょういんチャンネル”“あすけeye”“各種SNS”と共に楽しんでいただきたいと切に思います。
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