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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/06/13 

Vol.493 「お国事情」

執筆 院長 小林真哉

皆さんは以下のお国事情はどの程度ご存じでしょうか。
インドネシア、フィリピン、フィジー、マラウイ、スーダン、タンザニア、ザンビア、メキシコの8か国です。
どうして、こちらの国々かと言いますとそうなのです。
コラムVol.491のIDACAにて足助病院に来院された方々の母国なのです。
これを機会にご紹介いたします。
場所に関しては、お楽しみに世界地図を見て調べてみてください。

1.インドネシア:国土面積・日本の5倍、人口・2億7000万人、ジャカルタ
2.フィリピン:国土面積・日本の8割、人口・1億1000万人、首都マニラ
3.フィジー:国土面積・四国と同じ、人口・2000万人、首都スバ
4.マラウイ:国土面積・日本の3割、人口・1億1000人、首都リロングエ
5.スーダン:国土面積・日本の5倍、人口・4千200万人、首都ハルツーム
6.タンザニア:国土面積・日本の2.5割、人口・6000万人、首都ドドマ
7.ザンビア:国土面積・日本の2倍、人口・2000万人、首都ルサカ
4.メキシコ:国土面積・日本の5倍、人口・1億2600万人、メキシコシティ

サッカー好きの私が気になる最新のFIFA(国際サッカー)ランキングでは、メキシコが14位・日本が18位・ザンビアが86位・タンザニアが119位・マラウイが125位・インドネシアが134位・フィリピンが141位・南スーダン代表が167位・フィジー168位となっていました。
ちなみにサッカー大国メキシコの国技は、実は馬術競技(メキシコ版ロデオCharro:チャロと呼ばれる騎手が馬に乗って他の馬を追いかけて、ロープを使って捕えたり暴れ馬を乗りこなしたり様々なパフォーマンスを行う)だそうです。
インドネシアではバトミントンが人気があり国技扱いで、タンザニアでは圧倒的にサッカーでマラソンも人気があるようです。
ザンビア/スーダンでもサッカーが盛んで、フィジーは2023フランスワールドカップで活躍したラグビーでした。

気になる主食ですが、インドネシア、フィリピンはお米、フィジーはタロイモ・キャッサバのイモ類で、マラウイはシマ(トウモロコシ粉を熱湯で練って固めたもの)、スーダンはパン、タンザニアはウガリ(白いトウモロコシ粉を熱湯で練って固めたもの)、ザンビアはシマ(トウモロコシ粉を熱湯で練って固めたもの)、メキシコはマサ(トウモロコシを石灰水で茹で、すりつぶして粉にしたもの)でした。
人類の主食はお米かイモかトウモロコシが主流なのを再認識しました。
食文化が豊富な日本において日本滞在期間に美味しいものを食べられたかな?と、先日お会いした方々のお顔が目に浮かぶ想い出コラムとなりました。
参:
コラムVol.491: JICA ⇒IDACA ⇒JAそして足助病院へ

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