『1円を笑い、1円に泣く』は、お金の大切さを教える言葉です。
今日は、お金の話ではなく、スポーツでのお話です。
現在、パリ五輪2024が開催されていますが、実況アナウンサーやインタビュアーの『東京五輪から3年間、頑張ってきました今の気持ちを…』の言葉を聴くと、「そうだった、東京五輪は1年延期してかつ無観客で行われたのだ」と少々、感傷に浸ります。
様々な種目で競技が繰り広げられていますが、特に水泳や陸上のように速さや距離を競う競技ではスーパーアスリートたちの1㎜や0.001秒の極限の世界は感動的です。
男子100m決勝では、金メダルの記録が9.784秒、銀メダルが9.789秒と0.005秒(5/1000秒)差で精密な写真判定で決まりました。
タイトルの1㎜ですが、サッカーにおける1㎜です。
サッカー日本代表U23は、順調に予選を無敗で勝ち上がりましたが、東京五輪で苦汁を飲まされたスペインに準々決勝で敗れました。ただ、この経験が日本代表をさらに強くしてくれるものと信じています。
サッカー好きな人であれば、皆様ご存知の“三苫の1㎜”があります。
2020年に開催されたサッカーWCで三苫選手が最後まであきらめず、タッチラインを離れるぎりぎり1㎜のところでボールに追いつきゴールに繋げた奇跡的なシーンです。
その後日本は試合に勝利しました。その相手が、スペインのA代表でした。
パリ五輪では弟分のU23スペイン代表が日本に勝利したのですがこの試合で日本が反撃を始める絶好のゴールがオフサイドにて取り消しになりました。
この判定はビデオアシスタントレフリーにより1㎜、日本選手のつま先が出ていたというものでした。こんな巡りあわせがあるので、正にスポーツは本当に筋書きのないドラマなのです。
これから、陸上競技も始まり更に盛り上がりますが、時差の関係で放送が夜中になりますので皆様、くれぐれも睡眠不足に気を付けてお過ごしください。
睡眠不足等の体調管理不良は熱中症につながりますので!
もう一つ、サッカー日本代表のテーマはFIRE(炎)でユニホームの炎の中心には目が描かれています。
『ひとつひとつの炎は選手やサポーターを表し、各々の想いが渦を巻き集まって「炎の目」となり、その力がサッカー日本代表の力として高く舞い上がる様子を表現しています。』と報道記事にはありました。
新しいサッカー日本代表 のユニフォームの胸にY-3のロゴがあります。
Yは、デザイナーとして有名な山本耀司(Youji Ymamoto)さんのY由来で、スポーツで有名なアディダス社とのコラボなのでアディダスのロゴの3本線の3と組み合わせて「Y−3」だそうです。
シンプルな中に奥深さを感じさせる素敵なデザインなのです。皆様、注意して見てみてくださいな!がんばれニッポン!