足助病院コラム

日頃、外来診察で体感していることは自らの身にも同じことです。
秋から冬にかけて体重・腹囲の増加を認めるのです。
診察時は、
『冬場は運動や基礎代謝が落ちたり、汗をかかなかったりするのでカロリー消費が落ちます。少し、炭水化物を減らす、食べ物の工夫が必要ですよ！』
と、お話しながらも〝温活〟を進める日々を過ごしています。

そんな私ですが、冬場は確実に成長してしまいす。
原因は、食生活に他なりません。
言い訳としては、コロナでの飲食の制限解除の影響が大きく、飲食を伴う会合が圧倒的に多くなったのです。
自宅での食事には気を付けていますが、外食時は相手方もあるのであまり食が進まないのも興覚めだと、自らに言い訳をして少々、食べ過ぎてしまうわけです。
勿論、こちら側が設定する会合では、なるべくヘルシーな料理にするようにしています。
私自身は下戸なので大丈夫ですが、参加される多くの方々が酒飲みなので、食事をセーブしても飲酒量が多く、接取カロリー量はオーバー気味です。

私自身は、現在使用しているスーツ類をサイズアップすることなく着こなすことを自らに律していますが、おなかが少々悲鳴を上げることがあります。
そんな折、心から思うのです。
〝BODY　MAIKING〟しようと！
ダイエットと聞くとうんざりと思われる方々が世の中には多いですが、筋トレ・ボディービルディングというとこれまた別世界のお話ですね。
ならば、表題のボディーメイキングはなんだか、お洒落な響きで興味を惹かれるのは私だけでしょうか？

ボディーメイクとダイエットは大きく違い、ダイエットの目的は「体重を減らす」ことで、ボディーメイクの目的は「理想的な美しい体を作る」ことです。
かっこいい体型になり、筋肉が付き基礎代謝が高まるため、脂肪の燃焼効率も上がって太りにくい体になります。
時間はかかりますが、ダイエットよりもリバウンドの可能性は低く、健康的な美しい体を維持しやすいとされています。
皆様、今年はダイエットではなくボディーメイキングに勤しみましょう！