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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/09/30 

Vol.519 「マウスパット」

執筆 院長 小林真哉

先日、院長室で某職員の発表用のスライドチェックをしていた時のことです。
職員『なんだかこのマウス、机との相性が悪くてカーソルの動きが悪いです』
確かに、画面上の矢印の動きがスムーズでなく見にくい状態です。
画面を静観していると、しばらくしてスムーズに動くようになりました。

職員『なんだあ~これを敷けば良かったんだ、スムーズになりましたね。
院長先生、それではお願いします』
私 『はい、いい仕事見せてくださいね!』と伝え、私がふと職員の手元に視線を転ずると…なんと…私が来客用に用意してある、私が特集で取り上げられているあの有名情報誌〝an.an〟がマウスの下に敷かれ、マウスパットとして活躍しているではありませんか。
その場は、なんとなくやり過ごした私ですが、いつになくスライドの出来に対して厳しい意見を述べたのでした(笑)
そんな訳で今日はマウスパットを掘り下げてみます。

マウスを動かしたときに移動を読み取る方式は大きく6種類あります。
1. 暗視野顕微鏡レーザー:暗視野顕微鏡の技術を応用したマウスです。透明ガラスの上でも反応し、一部メーカーで発売されています。
2. BlueLED:青色LEDを利用したマウスです。
3. レーザー:レーザー光を利用したマウスです。
4. IR LED:赤外線LEDを利用したマウスです。
5. 光学式:赤色LEDを利用したマウスです。
6. ボール:物理的にボールを回転させる方式のマウスです。

レーザー式や青色LED式は、センサーの読み取り精度が高く、マウスを使う机の表面の素材や模様を選ばずに利用でき、原則マウスパッドは不要ですが、 IR(赤外線)LED式は机の表面の素材や模様によって、マウスの動きが悪くなることがあります。
当院職員のマウスは、さすがにボールではないはずなのでIR LEDだったものと推察されます。

ウェブ記事のお勧めには、ブルーLEDが安価であらゆる場所で使えるコストパフォーマンスに優れたイチオシとされ、ゲーム、写真の編集、グラフィックデザインなど高精度な操作感が必要なシチュエーションではレーザーを選ぶと良いとされていましたので皆様、ご参考までに…
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