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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/11/11 

Vol.529 「光る校庭 ~共想編2024年バージョン~」

執筆 院長 小林真哉

当院ホームページでも紹介していますが、“光る校庭”リバイバルの比嘉監督から届いた想いのコメントです。

【今回の上映では日本語字幕を用意いたしました!
 今まで音が聞こえにくいということを理由に、映画鑑賞を諦めた経験のある方でも楽しんでいただきたいと思っております!
 また、上映後には出演者の里園侑希さんと私が登壇いたします。
 手話による同時通訳をいたしますので最後まで楽しんでいただけるのではと思っております。
 もちろんどなたでも楽しんでいただけますので、皆さまお誘いの上お越しくださいますと幸いです。
 足助病院さんには、コロナ禍の大変な時期にも関わらず、感染対策への知恵を絞りロケ地としてご協力いただきました。
 『光る校庭』は足助病院さんで撮影しなければ、心に響く作品にならなかったでは無いかと思います。
 ぜひ院内の温かい雰囲気をスクリーンでご覧ください】

フィルムを通して感動を届ける映画と我々の届ける医療・福祉・介護をシームレスに繋ぐ“想う医療”を提供するにあたり、
様々な状況下の方に対する“想い”は比嘉監督も同じですね。
日本語の放送においても日本語字幕を付けるというスタンスは最近のメディア業界で見られ、実践することに意義があります。

今まで、洋画の字幕付きには慣れ親しんできましたが、時代は進んでいます。
近年、字幕放送や解説放送などが広がっています。以下のように解説されていますので抜粋して挙げておきます。

【字幕放送とは、聴覚に障害のある方々を対象に、ニュースや、ドラマのセリフやナレーションなどの音声情報を
 文字にして画面に表示する放送サービス。音を大きく出せない場所でのテレビ視聴や、高齢者のテレビ視聴を補助する。
 解説放送とは、視覚に障害のある方々に映像に関する説明(出演者の表情、情景描写など)を、
 副音声によるナレーションで伝える放送サービス】

比嘉監督の心を動かした“ひとは死ぬとどうなるの”という重厚なテーマが素敵なタッチで描かれている映画“光る校庭”が、
一人でも多くの方に届くことのお手伝いを“想い”を込めてやらせていただきます。
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