『ん?なんだなんだ!院長!株式投資にのめりこんでいるんだか?』
なんて思う人いませんよね。確かにその株のことではあるのですが。
最近、組織内の福利厚生の一環で様々な、財形貯蓄等が盛んです。
そんな折ですので、いろいろ勉強している中で改めて、
ん?なんで株っていうのとひっかかったので掘り下げたわけです。
いわゆる「株」の語源は、木を切った後に残る「切り株」が由来だとされています。
木を切った後もずっと残っているので「世襲などで継続的に保持される地位や身分」が「株」と呼ぶようになったそうです。
日本では、江戸時代には、幕府や藩の許可を得た独占的な組合が「株仲間」と呼ばれ、出資率に応じた権利のことを「株式」と呼ぶようになったそうです。
英語の語源から考えると、「株」は「stock」=「切り株」の意味です。
切り株から生える枝が成長することが「お金が増えていく」ことをイメージし、
枝分かれしていくことが「分配する」をイメージするために「株」=「stock」となったとも言われているようです。
英語のイメージの方がより、お金・資産運用に関わる株という概念に合っていますね。
「株」は「share」とも表現されるので、「stock」と「share」の意味を合わせると、
「事業の資金を分担し、成長させながら蓄えを作り、その利益を分配し合う」ものとなり「株」の言葉の意味となるのです。
私自身、基本的に株でお金儲けをしようという金銭欲はありませんが、株を通じて世界状況・社会状況がわかるという事象は、知識欲を満たしてくれます。
株の世界にも面白い格言が幾つもありましたのでご紹介します。
・売り買いは腹八分目 : 何事もこの気持ちが肝要ですね!
・辛抱する木に金がなる : 何事も継続が大切なのです。
・麦わらは帽子は冬に買え : 先見の明が大切なのですね!
・意地商いは破滅の因 : 謙虚であることは大切です。
・遠くのものは避けよ : 身近なものを大切にすることですね!
・もうはまだなりまだはもうなり: 人生そのものでしょうか?
・人の行く裏に道あり花の山 : 何事も勉強と着眼点が大切ですね!
さて、皆様! 知識欲の方は満たされましたでしょうか?