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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/02/06 

Vol.551 「校正」

執筆 院長 小林真哉

最近は、様々な取材を受けることがあります。
まず、取材を受ける側としては相手方に評価されて、対象としてふさわしいか吟味されてから申し入れがあります。
取材を受けることそのものは目的ではありませんが、対象になれる人材・組織であることはとても重要です。
足助病院ブランディングプロジェクトでは、双方向の視点から展開しています。
最終的に公開される前に、チェックをする作業を校正と言います。
取材等の流れを今まで受けてきた経験から紹介します。

取材の申し込み⇒取材受諾⇒取材を受ける⇒ラフと共に原稿が送られてくる
⇒校正作業⇒編集者と詰めの作業⇒ゲラ刷りが送られてくる⇒最終確認⇒公開・出版
という作業が一般的です。
期間は媒体によりますが、数週間から数か月になります。
いくつのメディアからの取材をこなしていると、組織としても個人としても、
様々な視点で表現してくれるのでとても勉強になるのと共に、常に新しいことに挑戦して魅力を発し続けなくてはと想います。
ちなみに、ラフは「おおまか」という意味でイメージ画像やグラフィックイメージが送られてきます。
「ゲラ刷り」は校正を行うための「校正刷り」のことで、「原稿」を、イラストやデザイン、ページ番号等が入っている「本番のレイアウト」に流し込んだものです。

メディア・取材・ラフ・ゲラ・グラフィック・編集者…なんだか非日常の響きでワクワクしませんか?
取材そのものや表現された結果は、私や編集者の手を離れ、多くの方が目にします。
ですから、一つ一つの取材に対しては一期一会を大切に全力で最速で対応することを心掛け、まず断ることはありません。
その結果、素敵な表現のものとなり数多くの作品が世に出て足助病院ブランディングプロジェクトの重要なピースに成長していくと考えています。

コラム表題の校正ですが、形成文字の「校」は、知識の授受が交差して行われる建物(校舎・学校)の意味を持ちます。
その学びの場で行われていた添削・修正などの指導が校正の元になったそうです。
また、交互に木を合わせて組むという別の意味からは、交互に比べる行為を連想させ、
「校正」の原稿とゲラの2つ見比べる作業に使用されるようになったそうです。

如何でした?
皆さんのお時間を拝借して知的好奇心を少しでも満たすことが出来たなら光栄です。
とはいえ大変ですよ!取材を申し込まれる方々は…
想いとこだわりも強く、せっかちで早朝からいろいろ降りてくる院長だと…
あっ…職員も同じかな? ○○さん ◇◇君 どうですか?
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